昨年、12vの自作ポータブルバッテリーを作った。50 hAのLifepo4がアマゾンで$200のセールだった。ホームセンターでプラスティック製の箱を買って、そこに色々と配線をしてキャンプでつかいはじめた。既製品はだいたい、同じくらいの容量 (500Wh–600Wh)で$5-600なので、かなりの節約になった。もともとの目的は、真冬にディーゼルヒーターを動かすためで、これのおかげで–20Cくらいの外気温でも、テントの中は20C以上で快適そのものだった。一方、試作version 1だったので、配線がフューズや電圧モニターなどを後づけしていくとどんどん汚くなって、中がぐちゃぐちゃだった。それからソーラーパネルを使って充電したいと思っており、リフレッシュすることにした。
リチウムイオンバッテリーは、50Ah 12.8V (~640Wh)のままで、ホームセンターのハンティングギアの棚に頑丈なケースがあったので、それを利用。ソーラーパネルは、EcoWorthyの100Wx2枚。コントローラーはソーラーパネルに付属してきたものを利用。このソーラーパネルは200$くらいで格安だが、2つのパネルをつなぐケーブルなどがすべて付属してくるので、とても便利だ。二回目ということもあり、前回の反省をいかして、とてもきれいに配線できた。YouTubeにも動画がたくさんある。
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ECO-WORTHY 200 Watts 12 Volts Solar Panel Starter Kit |
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ケースの蓋にコントローラー、USB-Cなどの電源を使えるようにした |
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バッテリーとフューズのシンプルな構成 |
ソーラーパネルはジープの屋根にあるルーフラックに穴を開けて、ブラケットを取り付け、そこにパネルを固定することにした。配線はまだごちゃっとしているが、ひとまずは、リアゲートから内側に引き込むことにした。当初は屋根に穴を開けないといけないと思っていたが、ひとまずはその必要はなさそうだ。
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2枚のパネルは縦置きしてもまだスペースはある |
さて、外が晴れてきたので、早速充電を始めてみた。完全な快晴ではないが、雲はほとんどない(90%くらい)。この条件で、7.0Aから7.5Aくらいが発電できることがわかった。おおよそ96Wなので夏場に冷蔵庫をマイナス15Cにしても十分賄えそうな発電で満足。理論上、200Wがこの二枚のパネルから発電できる最大なので、50%程度。
3日以上のキャンプになるとバッテリー容量が足りなくなって心配だったが、晴れてさえいれば、ほぼ気にしなくても良さそうだ。暫く実験を続けてみよう。一方、冬は雨季で曇りばかりが続くので、クルマのオルタネーターに繋ぐAC-DCコンバーターがいるかもしれない。
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発電の様子 |