本格的に夏が始まる前にウォーターポンプとプーリーなど一式を交換しておいた。交換したパーツは以下の通り。ウォーターポンプはおそらくずっと交換されてないので、予備的に交換。219,950キロも動いた。プーリーはベアリングが完全にダメになって指でくるくると回ってしまう始末。
- サーペンティンベルト (Bando 6PK2285 OEM Quality Serpentine Belt; $38)
- アイドラープーリー (ACDelco 38018 Professional Idler Pulley; $34)
- *テンショナープーリー
- ウォーターポンプ (Mopar純正 4666044AA $136.58)
- クーラント液 1ガロン (50/50) Zerex ZXGO51 G-05 Antifreeze; $40) *1:1で混ぜて使うもの
- イオン交換水 1ガロン $10くらい (Canadian Tire)
*テンショナープーリーは一式のパーツになってプーリーのみは交換不可だが、分解してプーリーのみを交換できる。サイズはアイドラープーリーと同じ。
これに加えて、ラジエーターにクーラント液を補充するときに使う専用の漏斗 (EPAuto Spill Proof Radiator Coolant Filling Funnel Kit)をamazonで$30くらいで買った。
特に難しいことはなくスムーズ。ベルトを外してウォーターポンプのボルトを緩め始めると、どばどばとクーラントがエンジンブロックから出てくるので、下に大きめのバケツを用意しておく。最終的に3ガロンくらい出た。Moparの純正ウォーターポンプにはガスケットも付属してきたので、それを使った。不要という人もいるが念の為、耐熱性RTVを薄く塗って軽くボルトを占めて、1時間くらいたったあとにトルクスペックに締めた。ウォーターポンプのボルトは105 in. lbs、プーリーは250 in. lbs (ft. lbsではないので注意!)。
新品のウォーターポンプ |
ラジエーターの蓋を開けてろうとを差し込み、クーラント液を入れていく。エンジンをかけて、ヒーターをONに。このままアイドルを20分くらい続けて、サーモスタットが開くのを待つ。ホースから空気がどんどん出てくる。その度にクーラントを足していく。なかの空気を完全に抜くため、upper radiator hose (エンジンからラジエーターに行くホース)を手で揉むとホースの中の空気がより効率的に抜ける。途中、ガスケットからの漏れがないか随時確認。
クーラントを補充中 |
液量に変化がなくなったら試運転。サーモスタットの温度を気にしながら走って、オーバーヒートなどがないかをチェック。
これまでにウォーターポンプに問題はなかったが、予備的な整備ということで、水回りとベルトやプーリーなどを一緒に交換しておいた。何かの作業をする際に外したり、一緒に動くパーツは同時に交換しておくと作業量も減るし楽だ。ボールジョイントを交換するならユニバーサルジョイントやブレーキも一緒にやっておこうというのと同じ。